会員の声

経営指針の成文化で自社の方向付けを

菰田晃伸氏

菰田晃伸氏

(株)こもだ寝装 代表取締役

―入会してすぐに経営指針成文化セミナーを受講

同友会には2007年に入会しました。

 

入会のきっかけは同業の経営者から「目的、目標をもって経営したらいいよ」というアドバイスを頂き、紹介していただいたことでした。

 

それまでの経営は自己流で売上を作ることに一生懸命になっており、量販店との価格競争に明け暮れ、利益も出にくい体質でした。
人材育成や付加価値、差別化など戦略もなく経営していました。

 

入会してすぐに「指針成文化セミナーを受けたらいい」というアドバイスをもらいました。
自分でもこのままではいけないという思いはありましたが、これからどのように舵を切っていけば良いのか迷っていましたので、セミナーを受講し、経営指針書の作成に取り組みました。

 

一回のセミナーで全部出来たわけではありませんでしたが、自分自身の経営姿勢や経営の弱いところが少しずつ見えてきて、それからの経営を方向付けることができたことは本当に良かったと思います。

 

そうして作りあげた弊社の経営理念は「ふとんに心のぬくもりを添えて 共にしあわせになる良い会社を作りましょう」というものです。

―想いを伝える指針書

作成した経営指針書を初めて社内で発表した時、社員の多くは、「今後の会社の方向付け」ではなく「その年の計画」くらいの感覚で聞いていたと思います。
指針が浸透するには、まだまだ土壌作りが必要でした。

 

そこで、数字を追うだけでなく、社員の幸せとは何かを考え、同友会の3つの目的をしっかりと位置付けた、「想いを伝える指針書」へと変えてみました。

 

このことで、少しずつ理念の共有が進んできたように感じています。今後は、社員一人一人の夢や目標を盛り込んだ指針書へと、ブラッシュアップしていきたいと考えています。

想いを伝える指針書

―皆さんへ

指針を持たずに経営していると、当初の想いからブレてしまうことがよくあります。
きちんと方向性を決めて経営しなければ、変革していくこともできません。
実際に私の場合は、経営計画を立てた年の方が明確に業績がよかったです。

 

また、セミナーを受講して、経営の先輩や相談相手を見つけられたというのも、大きな財産になりました。
このようなチャンスを自分から求めていけるのが、同友会の素晴らしさだと思います。

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