会員の声

同友会での学びから、条例づくりへ

篠原治行氏

篠原治行氏

(株)エスディー企画設計 代表取締役

愛媛同友会理事・東温支部長

―同友会で企業づくりを学び、経営者として成長

早いもので、同友会に入会してから20年以上がたちました。
建築士という技術屋から同友会に入会して、様々なことを学び、多少なりとも経営者である自覚と責任を持てる人間になったと思います。

 

「経営指針成文化セミナー」では、「経営指針」(経営理念・経営戦略・経営計画)の大切さを学びました。
わが社の経営理念は「我々は誰もが笑顔で暮らせる美しい街を創造できる企業を目指します」というものです。

―地域づくりへ、条例制定に取り組む

2007年には、東温支部の設立に携わり、現在に至るまで支部長を務めています。

 

2009年、当時の鎌田哲雄事務局長(現・専務理事)から、「全国で同友会のメンバーが中心となり、中小企業振興基本条例の制定運動が進んでいる。県内初の条例制定に東温支部が取り組んでみてはどうか」との提案をいただきました。
それを受けて、各地の先進事例と同友会の「中小企業憲章と条例推進ハンドブック」を基に議論を重ね、条例制定運動を柱として支部活動を展開することにしました。
条例制定運動には、同友会と東温市、東温市商工会、愛媛大学が連携して取り組み、2013年3月に制定となりました。

 

この条例は、中小企業が地域を支えるために努力する責任と自覚を持ち、行政は地域を支える中小企業を支える姿勢を明確にして、地域住民や教育機関にも協力を仰ぎながらともに地域を盛り上げていくことを理念としています。

地域づくりへ、条例制定に取り組む

―皆さんへ

私が「東温市中小零細企業振興基本条例」づくりに取り組もうと思ったのは、少しでも地域に役立つ経営者になろう、地域と共に育つ経営者になろうという同友会での学びがあったからです。
同友会のおかげで、一経営者として成長できたように思います。

 

経営環境の厳しい中、社員と地域を大切に考え、同友会の学びを糧にこれからも精進していきたいと思います。

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