同友会ニュース

2020年12月16日

2020.12.9 松山市立津田中学校でキャリア教育講師派遣授業を行いました!


 2020年12月9日(水)松山市立津田中学校2年部で、愛媛同友会会員企業が松山市教育委員会との共同事業「小中学校キャリア教育講師派遣授業」を行いました。
今回は新型コロナの影響に伴い県内の中学校の職場体験実習「えひめジョブチャレンジU-15」が中止となる中で、そのほか、学校内の意向で会員外の企業さんと一緒に行いました。当会からは株式会社クラッチさんと株式会社ハートさんから、社員の方にもご参加頂きました。
ご多用中にもかかわらず、ご登壇くださり、誠にありがとうございました。

 
<講師の皆さま/会員企業の経営者・社員の皆さま>
(順不同)
株式会社クラッチ(障がい者就労支援)  サービス管理者 伊藤 陽介 氏
有限会社オルソ本田(技師装具製造)   取締役     本田 美紀 氏
有限会社モンド(生鮮魚加工・卸)    代表取締役 中道 昇 氏
岡田印刷株式会社(製造・情報サービス業) 代表取締役     桑波田 健 氏
株式会社ハート(催事・ギフト菓子)    チーフ 村上 和裕 氏

生徒さんたちからの感想をいただきましたので、それぞれ1社1名ずつ掲載いたします。

・株式会社クラッチ
「僕は講義を受けて、まず障害者の働く場をつくろうとしたのはとても尊敬しました。障害の特性に合わせて仕事をすることも考えて本当に障害者の方たちにも自分達と同じ生活を過ごしてほしいという思いなども伝わってきました。それと、オートバイクをばらして売る作業の様子を見ていると思っていたより作業が多かったので新しい発見になりました。」(2年男子)

・有限会社オルソ本田
「先日はとてもためになるお話をしていただきありがとうございました。本田さん達は病気や事故で手や足を無くされたかたがたの一生を支えるような仕事をされていて本当にすごいなぁと思いました。私は本田さんのお話しを聞く前は『技師装具し』という仕事をあまり知らなかったけど今回お話を聞いてこの仕事に興味をもつことができました。この仕事をしている人はまだまだ少ないと聞いたので私も将来この業界を盛り上げられるような人になりたいです!」(2年女子)

・有限会社モンド
「先日はお忙しい中来ていただきありがとうございました。モンドのお仕事では、メーカーを目指すという1つの目標があってそれを社員4人とパートの人たち8人でかなえようとしていることがすごい目標があっていいなと思いました。そして仕事についてでは、大企業より中小企業の方が多く地域を作っていることや、自分の価値を生かせる職業を選んで絞っていくのも1つの手だということを教えてもらえたのは嬉しかったです。声優の時の『近道を意識』というのものいいなと思いました。」(2年女子)

・岡田印刷株式会社
「貴重なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました。私は、愛媛県中小企業家同友会やデザインのことに興味があるので講座を楽しみにしていたのですが、印刷の重要性、人生で大切な3つのこと、企業理念についてなど、興味深いお話がたくさんあり、とても有意義な時間をすごせました。特に、宗教改革と印刷の関連性のところでは、なぜ三大発明に印刷が入っているのか疑問だったので、知れて良かったと思うとともに、印刷のすごさが改めて分かりました。これから、今回の講座で教えていただいたことを思い出し、社会に貢献できるような大人になれるよう努力を続けていきたいと思います。」(2年女子)

・株式会社ハート
「昨日は、お忙しい中、お越しくださりありがとうございました。自分が印象に残ったのは、“仕事の報酬は仕事”という言葉です。自分は、この格言を仕事をがんばった分だけ、仕事で返ってくるという意味でとらえました。自分はあと数年で社会人になります。職についたときに、仕事の報酬を仕事で返してもらえるような人間になれるようにがんばりたいです。」(2年男子)


さらに、今回は新入事務局員の藤原さんがスタッフで務めている傍ら、(株)クラッチの伊藤さんのお話しの感想も寄せてもらいました。また、愛媛同友会の学生補助員、千葉大慈さんにもスタッフとして見学してもらいましたので、掲載します。

 
<藤原里穂 事務局員>
 株式会社クラッチのサービス管理責任者である伊藤さんから、「仕事」と「労働」の違いについてお話しがありました。
 
「仕事」とは、自分の意志で自分の使命と思える活動で働くことであり、
「労働」とは、生活費を稼ぐためだけに働くこと。
 
 そのお言葉を聞き、私自身とても考えさせられ、「仕事」というものを貫き通していきたいと改めて強く思いました。その姿勢を貫き、今後のキャリア教育の中で児童・生徒に見せ続けていきたいです。
 キャリア教育を行う中で、子どもたちの学びだけでなく、事務局員としての発見や気付きも多いため、謙虚な姿勢で学び続け、今後のキャリア教育に生かしていきたいと思います。
ご多用のところ、ご登壇いただいた講師のみなさんに改めて感謝申し上げます。
 
 
<千葉 大慈さんの感想>
 私は、有限会社オルソ本田の本田美紀さん、有限会社モンドの中道さん、岡田印刷株式会社の桑波田さん、株式会社ハートの村上さんのお話を伺いました。
 本田さんのお話では、第一に、「人の一生に寄り添う」製品にするための努力の重要性を語られました。企業理念のもと、「見えないところを作る=技術」を通して利用者の声に真摯に向き合う姿勢に感動しました。第二に、キャリア教育の意義に関して、「義肢や装具を作る企業について、まだ知らない人たち、若い人たちに伝える」ことを挙げられました。第三に、女性の義肢装具士のさらなる増加について語られました。「利用者の半分は女性」という言葉が印象的でした。
 中道さんのお話では、自分に合った仕事に就くために、「職業ではなく価値で選ぶ」重要性を語られました。「何になりたいかではなく、どんなことに価値を感じるか」という言葉に驚き、「価値」という判断基準も重要であると感じました。
 桑波田さんのお話では、第一に、情報サービスの重要性について語られました。「形は変わっていくがいまもこれからも必要な仕事」という言葉から、自身の仕事への誇りを感じました。第二に、「継続すること・助けを求めること・与えること」の重要性について、経験談を交えて語られました。特に「与えること」については、自分の考えにはなく、驚きました。第三に、「就いた仕事で人を喜ばせること」が重要であると語られました。
 村上さんのお話では、第一に、根本としての人格の重要性について語られました。人格を根に、スキルやテクニックを枝葉にたとえ、分かりやすく説明されていました。第二に、「固定観念にとらわれない」ことについて語られました。ものの見方・考え方を広げることの重要性、固定観念にとらわれず、「自分の意思で選ぶ」重要性を語られました。


文責:愛媛県中小企業家同友会 安丸雄介

▲講師:桑波田健氏

 

▲講師:本田美紀氏

 

▲講師:村上和裕氏

 

▲講師:中道昇氏

 

▲講師:伊藤陽介氏

 

▲実際にバイクのエンジンを吹かす様子。

 

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