同友会ニュース

2017年5月30日

愛媛県中小企業家同友会 第33回定時総会開催


▲震災・原発事故から気づいた自社の価値を語る高橋美加子さん
定時総会 総勢166名参加!
 427日(木)、愛媛県中小企業家同友会第33回定時総会を開催致しました。参加者は総勢166名でした。

 今年の総会実行委員長を務めたのは武田正輝さん(恭栄自動車㈱専務取締役)。実行委員の皆さんのご尽力により、来賓の方など会外からの参加も多く盛会のうちに終わりました。

 <第1部 記念講演>

テーマ:「絶対に、故郷を失くさない ~震災・原発事故から教わったわが社の基盤~」
報告者:高橋 美加子さん 株式会社北洋舎クリーニング 代表取締役

    福島県中小企業家同友会 相双地区 直前会長

  記念講演では、高橋美加子さんより東日本大震災・東京電力福島原発事故の被災地で、自社の従業員の雇用を確保しながら奮闘し、困難な中から自社が地域にあてにされ生き残っていく基盤に気づいた高橋さんの経験・教訓が報告されました。当時の映像や写真も多数流され、現地の生々しい実態を交えてのご報告となりました。


 
参加者の感想からは、「『地域の企業』は『地域のシェルター』たれ!深く胸に刻みました」「地域、企業、生活のすべてが『人』なりということを改めて痛感した」「地域の未来を創る!中小企業がリーダーとなり、行政、金融機関、地域の方々と語り合い、協力していくことが重要」などが聞かれ、参加者の皆様には震災・原発事故の困難な中で奮闘する高橋さんのご報告から多くの学びが得られたのではないかと思います。

 
<第2部:会員表彰・総会議事>

今年度の会員表彰のうち、会員拡大は米田順哉さんが最多の5名紹介で代表で受賞。愛媛同友会相談役の服部豊正さんをプレゼンターにして表彰されました。

今年度の会暦30年功労表彰者は金子司郎さん、久保安正さん、井浦忠さん、栗田雅則さん、内田敏之さんです。当日ご参加頂いた金子司郎さん(合同会社テクノロジープロダクツ・ゼネラルマネージャー)が登壇され、ご挨拶されました。

会暦20年功労表彰者は佐藤信輔さん、菅啓三さん、池田一夫さん、有高秀三さん、宮崎政博さん、重見弥生さんです。当日ご参加頂いた佐藤慎輔さん(サトー産業株式会社・代表取締役)が登壇され、ご挨拶されました。

   総会議長は渡部伸哉さん、弓立公司さんに務めて頂きました。第1号議案・2016年度運動総括報告と2017年度スローガン・運動方針を平野啓三さんが提案。第2号議案・2016年度決算と2017年度予算案を米田順哉さんが提案し、第3号議案・2017年度理事を吉村紀行さんに提案いただきました。

今年度は後継者委員会(仮称)準備会に向けたとりくみ、南予支部設立準備会(仮称)に向けたとりくみ、また国際化の準備課題の着手など新たな課題が山積し、愛媛同友会経営フォーラムを今治で開催するなど、大きな節目となる年です。総会当日は満場一致で「今こそ、経営者の責任を果たし、『人を生かす経営』を実践し、地域からあてにされる企業をめざそう!」スローガンを採択しました。

 
<第3部:懇親パーティー>

 懇親パーティーには、来賓として愛媛県・上甲俊史副知事、松山市・西泉彰雄副市長、今治市・越智博副市長、東温市・加藤章市長、愛媛大学・大橋裕一学長、松山大学・溝上達也学長、聖カタリナ大学・ホビノ=サンミゲル学長をはじめ、産学官報金労の各界からご来賓に来て頂き、今治市からは初めて総会へのご来賓となりました。

今年度の経営フォーラムが今治開催ということで、経営フォーラム実行委員長の渡部伸哉さんからPRタイムがあり、最後にサプライズ企画として今回の総会記念講演テーマにもつながる「ふるさと」を実行委員が演奏して会場全員で斉唱し盛会のうちに終了しました。

愛媛県中小企業家同友会事務局 安丸雄介

▲会暦30年功労表彰 金子司郎さん

 

▲会暦20年功労表彰 佐藤慎輔さん

 

▲2017年度運動方針を提案する平野啓三さん

 

▲ご祝辞を頂戴した上甲俊史様

 

▲ご祝辞を頂戴した西泉彰雄様

 

▲ご祝辞を頂戴した加藤章様

 

▲乾杯のご挨拶・ご発声をいただいた大橋裕一様

 

▲第33回総会実行委員長の武田正輝さん

 

▲次回総会実行委員長の矢野宏道さん

 

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