同友会ニュース

2014年11月25日

愛媛県中小企業家同友会・提供講座 第8講


▲ご登壇いただいた田中正志さん
オンリーワン、ナンバーワンをつくる
 2014年も第8講目になり、折り返しになりました提供講座。今回は義農味噌株式会社 代表取締役の田中正志さんにご登壇いただきました。テーマは「愛媛の食文化を支えるモノづくり ~“地産地消”を鍵に、本物にこだわり続けて~」です。
 
田中さんには2009年から提供講座の講師を務めていただいていて、今年で5回目になります。経営戦略について、中小企業の経営者の本気度について、コツコツと積み重ねていくことの大切さについて、義農味噌株式会社の強み・自信について等々、今回も様々なお話をしてくださいました。
 
大企業のモノマネをしていてもいけないと自身の教訓を語ってくださいました。
モノマネをすると価格競争をすることになり、大量生産をしている企業と戦うのは大変です。「オンリーワンの商品、自社だから作れる商品を作ることで価格決定権があり、競争から抜け出すことができます」と話してくださいました。
また、“食べ物は味”という田中さん。「自分が納得できる味でないと商品は市場に出しません!」と力強く話していました。
 
一昨年の2012年度の提供講座を受講していて、愛媛同友会の開催している合同企業説明会に参加して、現在義農味噌株式会社で働かれている松澤光さんにもご登壇いただきました。
受講生から年齢も近く、先輩としてのアドバイスをいくつか話してくださり、「この提供講座は他の授業とは違います。この授業を聞いて帰って、聞く前の自分に戻らないでください。」とメッセージを伝えてくださいました。
 
田中さんのお話の中ででてきた オンリーワンのものを作ること、自信を持つことというお話は、受講生には大きく響いたものになったのではないでしょうか。受講生が今後控えている就職活動も同様であると思いますし、今後の人生にも言えることなのではないかと思います。
自分は何が好きで、何ができて、何がしたいのか等、自分を見つけ、オンリーワン、ナンバーワンを持ち、自信を持つことはとても大切なことであり、自覚することで視野が広がり自分の道をひらけるのではないかと感じます。
 
さて、次回第9講は提供講座に2010年から連続でご登壇いただいています、有限会社アービンズ 代表取締役の松本英次さんです。
「大手企業い必要とされる小さな会社 ~情報技術(IT)の進化とこれからの働き方~」をテーマにご登壇いただきます。一般聴講も可能ですので是非足をお運びください。

▲社員の松澤光さん

 

▲受講生の様子

 

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