経営は、経営者、社員さん、取引先などかかわる人が幸せになるための手段です。
何のために経営をしているのか、経営の目的・目標を明確にすることは大切なことで、経営者自身のやる気も高まります。
経営の目的・目標は、他から与えられるものではなく、自分で決めるものです。
同友会では、様々な場面で異業種の経営者同士が、どんな会社にしたいか、どんな経営者になりたいか、語り合っています。
売り上げを伸ばすためには、自社の強みを生かして経営戦略を立て、顧客のニーズを把握して商品、サービスを見直し、営業力を強化することが必要です。
売り上げもさることながら、より大切なのは利益を増やすことです。利益を増やすためには、経費の見直し等を含め、総合的に経営を考える必要があります。
同友会では、「経営指針の成文化と実践」を提唱しており、自社の経営を総合的に見直す場を設けています。
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経営者と社員は雇用契約に基づく関係を結んでいます。
しかしながら、当然ですが社員さんも一人間であり、労働環境を整備し、経営方針を明確に示して働き甲斐のある環境をつくり、コミュニケーションをしっかりとることにより社員さんのやる気を高めることができます。
同友会の「人を生かす経営」という冊子の中では、以下を提起しています。
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人材の採用と育成は、企業発展を左右する重要な課題です。
単なる人手というだけでなく、経営者と共に会社を支えてくれる人材の確保には力を入れたいものです。
とはいえ、昨今は、人材の採用が大変難しい状況になっています。
賃金や労働時間等、労働環境の整備を進めるとともに、採用活動に時間とお金をかける必要があります。
同友会では、求人教育委員会を中心に、人材の採用と育成についての情報交換や、共同での活動を行っています。
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先行き不透明な時代です。1社だけ、業界だけの情報や努力で生き残ることはきわめて困難です。新たな活路を切り拓くために、他社の経営資源を取り込んで、新しい発展の芽にしていく企業間交流の必要性が高まっています。
同友会は、異業種の、前向きな経営者の集まりですから、県内にとどまらず全国の多くの優れた経営者と知り合うことができます。
企業は社会的公器であると言われるように、経営者自身はもちろん、社員さん、仕入れ先、お客さんなど、多くの利害関係者がいます。
売り上げ・利益が確保できているということは、世の中から必要とされているということです。事業承継に取り組み、自社の存続をはかることは大切なことです。
後継者を見つけて承継するにしてもM&A(合併・買収)するにしても、しっかりした企業にしておくことが先決です。そのうえで、決算書に現れないものも含め、自社の価値をしっかり把握しましょう。その上で、さまざまな事業承継の支援制度がありますので、該当する相談窓口や専門家に相談しましょう。
同友会の「経営指針の成文化と実践」の取り組みは、事業承継を準備するうえで有効です。
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すべての人が働く場を得て、人間らしく生きられる社会が理想です。また、障がい者雇用に取り組んだ企業では、「社内の雰囲気がよくなった」など、会社がよくなる要因にもなります。
同友会では、地域共生委員会を中心に、障がい者をはじめハンディキャップがある人の雇用促進のために必要な諸活動を行っています。また、障がい者問題等について関心を高めるための研究、交流を行っています。
会社の盛衰は経営者にかかっているとも言われます。
経営者がやる気を高め、学び、能力を磨くことはとても重要です。
特に今はVUCA(※)と呼ばれるように過去の成功体験が通用しにくく未来の予測が難しい時代です。経営の勉強をせずして生き残りはおぼつきません。
同友会では、経営指針の取り組みや企業変革支援プログラムといった手引きもありますが、何よりも異業種の経営者同士が経営体験を交流しあい、切磋琢磨するところに最大の特色があります。
自分のために、社員さんのために、また地域社会のために、共に学びあいましょう。
(※)VUCA…「Volatility(変動性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」の頭文字を取ったもので、物事の不確実性が高く、将来の予測が困難な状態を指す造語
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