同友会ニュース

2017年12月26日

第6回経営フォーラム報告 ダイジェスト


今治初開催 200名を超す参加で学び合いました
6回経営フォーラム

20171122日(木)に今治国際ホテル、今治地域地場産業振興センターで第6回経営フォーラムが開催され、204名の参加登録があり、当日は来賓等も含めて200名を超す参加者がお越しになりました。県都・松山市以外では初開催となり、盛会のうちに終わりました。

詳細は会報誌『えひめ同友』1月号を特集号としてお伝えする予定です。
 

 <全体会>
全体会の司会は、現地今治より菊地彰幹事と新入会員の森幸世さん。田中正志代表理事の開会挨拶で経営フォーラムが始まりました。今治をはじめ30名を超すゲスト参加があり、他県からも香川、徳島、高知、岡山からもご参加いただきました。実行委員や今治支部幹事の皆さんを中心に、愛媛同友会一丸となって参加呼びかけを行った成果です。


【記念講演】

◆テーマ:「激動の時代を乗り越える『人を生かす経営』とは」~社員の成長が、会社発展の鍵~

□報告者:加藤 明彦 氏 エイベックス株式会社 代表取締役会長
      愛知同友会 会長/中小企業家同友会全国協議会 副会長

◆特徴的な感想・学んだこと

「自社の強み・弱みを徹底的に分析」「裏付けのとれた正確な情報の確認」自社の得意分野(設計分野)が第三者に固定(イメージ)されるのは「負(マイナス)」に捉えていましたが、自社の強みであることに気づくことができました。(何でもできるは、何も特徴がないことにもなる)」

「今いる社員は必ずいなくなる、という言葉が心に残りました。常に人を育て続けて、事業・技能・技術を継承すること。また、新たな事業を生み出すことが重要だと思いました」


「『市場創造と人材育成』を常に考え実践し、克ち続ける会社を創りたいと思いました。環境や他人のせいにするのではなく、自分自身が覚悟を持つことの重要性、必要性を学びました」


【ガイダンス】

□報告者:米田 順哉 氏 NPO法人家族支援フォーラム理事長
       愛媛同友会専務理事
 
   昨年に引き続き、記念講演と分科会をつなぐガイダンスを行いました。総括実行委員会では非常に分かりやすくて良かったと好評でした。

 
【分科会】
 今回は「経営指針」「共同求人・社員教育」「障がい者」に加え、新たに「事業承継」をテーマにした分科会を行いました。

□第1分科会 経営指針
 テーマ:危機を乗り越え、会社を発展させたのは『労使見解』の学びと実践

◆報告者:山城 真一 氏  株式会社サンフォート 代表取締役

        徳島同友会 代表理事

◆座長:長野 禎毅 氏 株式会社美寿寿 代表取締役
 

◆特徴的な感想・学んだこと
「経営危機のときに『宣言する』ことをの大切さ。社員が利益の源泉=社員次第。小さい目標でも達成し続ける。苦しい経験は回復した時に力を発揮する」

「小さな成功体験を積み重ねていくことで、自身の組織に対するプライドが育つという話が面白かったです」


「地元にしかお客様がいない中小企業は今から10年後こそ経営危機が来ると言われていました。今から利益改善を目指してやること大事と思います」


□第2分科会 共同求人・社員教育

    テーマ“社員の夢が叶う”企業づくり ~社員も経営者も“いこる会社”へ~
 ◆報告者:立石 克昭 氏 株式会社タテイシ広美社 代表取締役会長
      広島同友会 代表理事
 ◆座長:堀内 章 氏 株式会社ハート 代表取締役

◆特徴的な感想・学んだこと
「社員の夢を実現するためには、部下との面談時間をとり、コミュニケーションの場を持つ。信頼関係が大切である。会社の未来が安定していなければ、プライベートの夢をかなえられない」

「仕事を楽しむこと、社員の夢を知れる環境づくりをすること(コミュニケーションの大切さ)」


「自社は何業?自社が何を提供しているのかを明確にする。経営指針を作るだけではなく、何度も見てもらえるようなものにしていかなくてはいけない。社員さんに浸透するまであきらめない、向き合う、関わる」

 
□第3分科会 障がい者
テーマ:障がい者雇用が組織を変える! ~経営者と社員を変革させた障がい者との共育ち~

◆報告者:杉本 太一 氏 特別養護老人ホーム梅本の里 統括施設長

      愛媛同友会 代表理事

◆座長:櫻田 直也 氏 有限会社さくら 代表取締役

 

◆特徴的な感想・学んだこと
「障がい者雇用で共に働く社員の共有によって組織が活性化できる点に共感しました。「教える側も勉強でき成長できる」ことも学びました」

「障がいは環境が生み出す、という言葉に大きな気づきをいただきました。その人を認めて、その人がうまく活躍できる環境を生み出すことが社長に求められることだと思いました」


「障害者雇用においても自己変革が重要で、企業等と学校と家庭とが連携して共生社会(ごちゃまぜの福祉)を実現していきたいと思った」
 


□第4分科会 事業承継

テーマ:事業「承継」とは何か? ~持続可能な企業を目指し、自社の価値を考える~

◆報告者:中 周作 氏 株式会社ナカフードービス 代表取締役

        愛媛同友会  理事

◆座長:松田 泰幸 氏  株式会社平野 代表取締役


◆特徴的な感想・学んだこと
「事業を承継するとは目に見える経営資源だけでなく目に見えない理念、精神的なものを継がないといけないことを感じた」


「自社の価値を気づくことにより、企業価値を確認し、社会貢献に関わる人材育成も含め創業者の精神、存在意義を受け止め覚悟を持って承継していくことが大事であるかと気づきました」


「中さんの言われていた「先代を超えてやる!」という姿勢よりも「先代の『想像』を超えていこう!」という姿勢の方がうまくいく!というお話。社会や地域で必要とされたり、問題解決に貢献できる「価値の『創造』」の必要性。「継承」と「承継」の違い。自分の子どもに「継ぎたい!」と思われるような企業づくり」

 

【懇親パーティー】
懇親パーティーも大いに盛り上がりました。開会挨拶に第6回経営フォーラム実行委員長の渡部伸哉さんより、ご来賓の皆さんや参加された方々への熱い感謝の想いがこもった挨拶があり、会場からは拍手が鳴り響きました。

 来賓挨拶には愛媛県知事代理の八木一成様(愛媛県経済労働部支援課長の)、今治市長代理の越智博様(副市長)、乾杯挨拶には愛媛大学学長の代理で若林良和様(愛媛大学学長特別補佐)がご挨拶されました。

 当日は香川同友会から香川経営研究集会in小豆島のPRがあり、続いて渡部伸哉実行委員長から次期経営フォーラム実行委員長の大政裕志さんへと、“空前絶後”のバトンタッチセレモニーが行われました。

閉会挨拶には平野啓三代表理事より、フォーラム成功の感謝の言葉と今回の経営フォーラムでの学びを生かしていくことが呼びかけられ、無事終了しました。

▲田中正志代表理事より他県同友会・ゲストの方への歓迎挨拶

 

▲加藤明彦氏 「克ち進む経営」の実践を熱く語っていただきました

 

▲米田順哉氏 ガイダンス フォーラムで学ぶポイントを説明

 

▲山城真一氏 『労使見解』に素直に学んだ経営実践を報告

 

▲立石克昭氏 社員の夢が叶う企業実践づくりを報告

 

▲杉本太一氏 障がい者雇用が組織を変えた経験を報告

 

▲中周作氏 事業承継の課題を通して自社の価値を考えあいました。

 

▲渡部伸哉実行委員長 挨拶では会場の皆さんから温かい拍手が。

 

▲若林良和氏 懇親パーティーで乾杯挨拶をいただきました。

 

▲平野啓三代表理事より感謝と学びを生かすことが語られました。

 

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