同友会ニュース

2016年7月13日

“県内中小企業の景況感、足元悪化、先行不透明で今後の動きに注視”


▲左から、桑波田健さん、曽我亘由先生、米田順哉さん
第53回EDORの記者発表を行いました。
7月13日(水)に県庁の番町記者クラブにて第53回愛媛大学・愛媛県中小企業家同友会景況調査(EDOR・イードール)報告の記者発表を行いました。
今回の回答数は136社でした。ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
 
第53回の調査は2016年4~6月期の景況感を問う調査です。
7月7日(木)に判定会議を行い、キャップの曽我亘由先生とEDOR委員会と話し合い、“県内中小企業の景況感、足元悪化、先行不透明で今後の動きに注視”といったタイトルになりました。
 
前回第52回からDI値は下がっていたのですが、経営者の皆さんの肌感覚から「悪化」と記載することを控えていました。しかし、今回は全項目で2期連続前年同期比が下がっていることから「景況感、足元悪化」とタイトルに入れることとなりました。
 
前期比に関しては好転していますがこれは季節的な要因があるためであり、景況感が好転しているわけではないという判断をしています。
 
また、依然として「従業員の不足」を経営上の問題点としてあげる会員が多く、「社員教育」を経営上の力点にあげる会員も多くいます。これは採用したくても先行不透明な景況感等が要因となり採用に踏み切れない部分を社員教育で補おうとしている姿勢がみて取れると判断しています。
 
詳細はホームページに報告書を掲載していますので是非ご覧いただけたらと思います。
特別調査として職場環境についても取り上げています。
http://ehime.doyu.jp/edor/index.html
 
今後ともご協力をお願い致します。

文責:伊井 達哉(愛媛同友会事務局)
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