同友会ニュース

2015年10月19日

愛媛大学・社会共創学部新設シンポジウムが開催!鎌田哲雄専務理事が講演!


▲講師として登壇した鎌田哲雄専務理事
地域社会が求める人材とは・・・教育の役割とあり方を問う!
 2016年4月に愛媛大学が新設する文理融合の社会共創学部の記念シンポジウム、愛媛大学シンポジウム「地域社会を共に創造する人材の育成~社会共創学部における教育の新展開~」が10月16日に愛媛大学で開催されました。
 国(文部科学省)や企業、自治体(県・市・町)、大学、高校などの関係者の約200人が、地域の課題解決に向け活躍する人材育成の仕組みづくりについて議論を深めました。
 主催者を代表して大橋裕一・愛媛大学学長が挨拶。続いて、吉田光成・文部科学省高等教育局・国立大学法人支援課企画官が挨拶しました。
 
 <世の中に求められる人材とは・・・肯定できる人間>
 第1部は、4人の講師が基調講演を行いました。最初に「都市の未来を形づくる主役になる」をテーマに伊藤香織・東京理科大学理工学部教授が「国内外の例を挙げて都市に対して当事者意識と共に誇りや愛情を持つ『シビックプライド』の理念」を紹介しました。
 次に、眞田茂人・定非営利活動法人日本サーバント・リーダーシップ協会理事長が「地域社会再生に求められるサーバント・リーダーシップ」と題して講演。
 続いて、山下一行・愛媛県企画振興部地域振興局長が「愛媛県諸地域の現状と課題」と題して、講演。
 最後に、鎌田哲雄・愛媛県中小企業家同友会専務理事が「これからの地域・社会・世の中を担う人間育成とは」をテーマに講演。企業が求める人材として「無関心・否定的な人間ではなく、『世の中や人間を肯定する人間』、依存・強制・権力を振りかざす精神を持った人間ではなく、『自主・自律・自立・自由の精神を持った人間』、?逆らえない人間ではなく『おかしいものは、おかしいと言える人間。言うべきことを言える人間』不見識ではなく、『見識・見解を持った人間』」を育成するのが大学の最大の価値と使命と強調しました。
 来年4月社会共創学部長就任予定の西村勝志・愛媛大学社会共創学・設置準備室長教授が「社会共創学部が育成する人材と教育」をテーマに、新学部の特色やカリキュラムを紹介しました。
 
<大学の使命・価値とは・・・・生き抜く理想を獲得する>
 第2部では、「地域社会を創造する教育のあり方」をテーマに若林良和・愛媛大学社会共創学部設置準備副室長教授、榊原正幸・愛媛大学社会共創学部設置準備室教授を加えた6人で教育のあり方について総合討論を行いました。
 地域社会に求められる人材に必要な要素として、産業衰退や過疎化などの現状を文系・理系の多角的視点から総合的に判断する『課題解決思考力』や地域の関係者(ステークホルダー)と尊重し協働する『サーバント・リーダーシップ』を挙げた。
 また、教職員が果たすべき役割として、鎌田哲雄専務理事は「学生だけではなく教職員も現場に足を運び、学内の非常識を点検する社会性を身につけて欲しい」、「ブラック企業とホワイト企業(人を生かす経営を実践している企業)を見極めて学生の進路指導する力を獲得することが大切」、「大学は本来、学生が学ぶ場である。中途半端な戦力を身につけるのではなく、人間として『生き抜く理想』を学生時代にしっかりと学生が獲得できる力を見につけさせるのが教職員の価値と使命」との発言を行いました。
 
 最後に徐祝旗・社会共創学部設置準備室教授が閉会挨拶を行いました。
 なお、愛媛県中小企業家同友会は愛媛大学社会共創学部の産学官連携のステークホルダーの構成員です。
 
文責:伊井 達哉(愛媛同友会事務局員)

▲シンポジウムの様子

 

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